シーリングの役割とは
建物の防水に欠かせないシーリング。
外壁材やタイルなどのつなぎ目を目地といい、この目地を埋めるものをシーリングといいます。
コーキングともいいますが、サッシ周りも含め、外からの水の侵入や漏水を防ぐために伸縮性のあるゴム状の素材でシーリングします。
毎日の紫外線や経年劣化でシーリング材が固くなるとひび割れや収縮して隙間ができてしまい防水機能が弱くなります。
サイディング目地・ALC板間、フードやベントキャップ廻り、霧除け、配管付け根などに充填します。
シーリングの劣化
経年劣化したサイディングはシーリングの取り替えが必ず必要です。
毎日の紫外線や経年劣化でシーリング材が硬くなり、剥離やひび割れが出来てしまい防水機能が低下します。
サイディングの素材そのものを痛める原因にもなります。雨の侵入や漏水を防ぐために伸縮性のあるゴム状の素材でシーリングします。
サイディング
詳細 | シーリング材自体の劣化、寿命により破断しています。プライマーをしっかりと塗り、耐久性の高いシーリング材で取り替えを行います。 |
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詳細 | 外壁の動きにシーリングの接着強度が耐えられず、剥離をおこしています。プライマーをしっかりと塗り、柔軟性の高いシーリング材で取り替えを行います。 |
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詳細 | シーリング材の期待寿命は材料によって異なりますが、10年〜20年程度です。外壁塗装の際にはサイディングのシーリングを全て取り替えてから塗装を行います。 |
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ALC
詳細 | シーリング材の劣化により弾性が失われ、クラックをおこしており、追い打ちでシーリング材の補充充填で対処してから塗装を行います。 |
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詳細 | 断裂、ひび割れ、剥がれなどの損傷が見られる場合、既存のシーリング材を撤去して新たに打ち換え工事をしてから塗装を行います。 |
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詳細 | 同じく、ALC 断裂、ひび割れ、剥がれなどの損傷が見られる場合、既存のシーリング材を撤去して新たに打ち換え工事をしてから塗装を行います。 |
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シーリング防水の工程
劣化した既存のシーリングを撤去して新しいシーリング材を注入充填する工法新築時の状態になりますので本来の防水性や緩衝材の性能を発揮してくれます。
01既存のシーリング
02既存シーリング撤去
03既存シーリング撤去
04マスキングテープで養生
05プライマーを塗りシーリング材注入
06ヘラ押え
07完了
笠木のシーリングの工程です。
01既存のブリッジシーリング
02既存シーリング撤去
03清掃
04プライマー塗布
05シーリング材注入
06ヘラ押え
07完了